VT250F 友の会

VT250F 友の会


メンテナンス

VT250Fシリーズの、エンジンオイル・サスペンションオイル・エア圧
などのデーターです。参考にして下さい。

VT250FC

エンジンオイル容量:1.9L(交換時)
オイルフィルタ交換時:2.0L
フロントフォークオイル
指定オイル:ホンダATF
規定量:約265cc
オイルレベル(油面):170mm
フロントフォーク空気圧:0.2~0.6kg/cm2
リヤサスペンション空気圧:2.0~3.0kg/cm2
VT250FE

エンジンオイル容量:1.9L(交換時)
オイルフィルタ交換時:2.0L
フロントフォーク
指定オイル:ホンダATF
規定量:260cc(インテグラ:265+-2.5cc)
オイルレベル(油面):183mm(インテグラ:170mm)
規定量:185cc(指定オイル:ホンダATF)
フロントフォーク空気圧:0~0.4kg/cm2
リヤサスペンション空気圧:0~1.0kg/cm2
VT250FG

エンジンオイル容量:1.8L(交換時)
オイルフィルタ交換時:2.0L
フロントフォークオイル
規定量:300cc(FH:297.5~302.5cc)
オイルレベル(油面):138mm(FH:138mm)
指定オイル:ホンダATF
フロントフォーク空気圧:0~0.4kg/cm2
VT250スパーダ

エンジンオイル容量:1.8L(交換時)
オイルフィルタ交換時:2.0L
フロントフォーク
規定量:371cc
オイルレベル(油面):103mm
指定オイル:ホンダウルトラクッションオイル10号(赤色)
一応、参考にして下さい。もしかしたら間違えもあるかもしれません
メーカーに問い合わせるのが、1番です。

フロントフォーク編・1

まず、この状で、フォークキャップを緩めておきます。ここで緩めておくと、外した後オイルを抜くときにキャップボルトを緩めるのが、ラクになります。

フロントフォーク編・2

こんな感じに、バラして行きます。ジャッキも忘れずに!

フロントフォーク編・3

外した、フォークのインナーチューブの小サビを、ボンスターや、ピカールなどで、マメに磨いたりすると良いでしょう。

フロントフォーク編・4

最初にサークリップを外しときます。サークリップは、腐ってるので、交換したい所ですが、代わりが無いので磨いて再利用。

フロントフォーク編・5

フォークのキャップボルトを緩め、中身のスプリング、その他を外します。OIL汚ぇ~!3年前O/Hして、OIL漏れも無く使用してましたが、ヘドロみたいでした。

フロントフォーク編・6

フォークを逆さにして、六角のボルトを外し、シートパイプ、オイルロックピースを、外します。

フロントフォーク編・7

そして、コイツが出てきます。

フロントフォーク編・8

インナーチューブを、抜きます。

フロントフォーク編・9

なぜか(写真上側)ブレーキキャリパー側のフォークOILの方が、汚かった。

フロントフォーク編・10

これら、内部のパーツを、パーツクリーナーなどで、洗浄しましょう。(オイニーが、強烈!)

フロントフォーク編・11

洗浄が終わったら、逆の手順で、組み込んで行きます。(ちょっと分かり図らい説明ばかりだ)オイルロックピース、シートパイプを入れてアウターチューブ裏の六角を、締めます。スプリング関係は、まだ入れません。

フロントフォーク編・12

そして、今回は、このOILを、入れます。

フロントフォーク編・13

フォークシールを、組み込む前に、シリコングリスを、塗りこみます。

フロントフォーク編・14

フォークシールを、インナーチューブに入れる際に、インナーにATFなど塗り、シールを傷つけない様に薄いビニールを、間に挟んで入れるます。ビニールにも、ATFを塗ると良いでしょう。

フロントフォーク編・15

見ずらいですが、特殊工具で、シールをハメます。シールを、ハメたらサークリップ、ダストシールをハメます

フロントフォーク編・16

そして、ABSO-RRを、メスシリンダーに、260cc用意して、フロントフォークに注入します。注入後、上下運動で、シコシコと何度か繰り返し、エアを、抜きます。その後、休憩の為、10分位、放置プレイ。この時点では、まだ、スプリングは、入れません。

フロントフォーク編・17

フォークを、沈めた状態で、ノギスなどで、油面を、計りますが、この時、中川氏の友人が鉄定規と、割り箸、輪ゴムで、湯面計り機なる物を製作したので、その根性に免じて使用することに・・・・・・・(爆)
VT250F
フォークオイル量 260cc
油面        183mm
これでイイのかと思いつつも続行!
中川氏は、自分で作業すると言いつつ、ほとんど友人に作業してもらってました・・・・

フロントフォーク編・18

そして、スプリングの向きを、間違えないように(コイル形状が、細かい方が、下です。)
1・長いスプリング
2・スプリングジョイントプレート
3・短いスプリング
4・キャップボルトを、最後に締めて、終了

フロントフォーク編・19

で、車体に組み込みます。懸命に格闘する、中川氏!ピンボケで、自動モザイク(笑)そして、リヤショックO/H編に、つづく・・・





リアショック編・1

早速、例によって見づらい画像ですが、
まず、右側サイドカバーを外し、バッテリーも外します。バッテリーケースとフレームの
間を覗いた画像ですが、真ん中にボルトが
見えます。ナットを外した状態で、撮影しましたが、このボルトは、リヤサス上部とフレームを、マウントしているボルトなので、外します

リアショック編・2

今度は、下側のセンタースタンドのフレームマウント部分の上に、サスペンションリンクのボルトがあるので、コレも外します。

リアショック編・3

そして、スイングアームの、この部分(解りづらい・・・タイヤに近いトコ)のボルトも外し、右サイドカバーの辺りにある、エアバルブを、ホルダーから外します。スイングアームを、上下に動かしながら、サスペンションを、下におろすように外します。マニュアルには、リヤフェンダー外したり、イロイロ外して上から抜き取るように書いてありましたが、
オーナー中川氏は、非常に面倒くさがり屋なので、マニュアルの方法は、避けて通りました

リアショック編・4

やっと外れて大地に立ちます。
そして、下の、リヤショックリンケージと、ブーツを外し逆さにします。

リアショック編・5

ストッパリングを、外します。

リアショック編・6

エアバルブを、ホースから取り外します

リアショック編・7

軽量カップに、300ccのATFを、入れるのですが、無かったので、ペットボトルを、切っての代用です。本来プレスに、この状態で、セットするのですが、プレスが無いので代用の、イカレたボール盤を、使用します。

リアショック編・8

ボール盤にセットした状態です。この状態で、サスを上下運動させて、ATFを300cc注入します。上下運動させる事により、バルブからエアを吸い込むのを利用して、ATFを、300cc吸い込ませます。ATF300ccの注入が、完了したら、サスを立てた状態で、エアが抜けるまで5分間、放置プレイをして、エアバルブを取り付けます。

リアショック編・9

エアバルブを取り付けたら、サスペンションを、沈めます。沈めると、バックアッププレート・オイルシールが、外れオイルが出てきます。

リアショック編・10

しかし、オイルの出が悪いので、ケースガイドを、外しまた逆さにしました。(ポイントは、素早く逆さにする!と、マニュアルに・・・)

リアショック編・11

ケースガイドの小さな穴にカスのような物体が、詰まっていたので、ケースガイドを外したら、勢い良くオイルが、出てきました。

リアショック編・12

一服タイムも兼ねて、例によってまた、放置プレイ
(15分程)

リアショック編・13

15分の一服休憩も終わり、サスを、逆さにして、オイルを、入れます。指定オイルは、ホンダ純正ATFですが、今回は、ABSO-RSを、使用しました。オイル量は、185ccです。

リアショック編・14

オイルシール内側に、シリコングリスを、塗っておきます。

リアショック編・15

オイルシールの前に、パーツクリーナーで、洗浄した、ケースガイドを入れます。

リアショック編・16

んでもって、シールを優しく傷つけないように収入します

リアショック編・17

シールが、ケースに入るあたりで、バックアッププレートを入れて軽く均等に叩いて入れました。叩きすぎ、入れすぎ注意!

リアショック編・18

最後に、ストッパリングを、はめ込みます。

リアショック編・19

車体に装着後、走行しましたが、問題なく作動しました。
今回サスペンションに入れたオイル、
前ABSO-RR・後ABSO-RSの、インプレは、後日アップする予定です。ブーツを付けて、リンケージを、元通りに付けて、完成!後は、車体に取り付けるだけです。

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